電話番号0344852600の着信は着物レンタル業者の営業(セールス)電話です。
もうじき成人式を迎える娘さんがいるお宅にかかってくることが多いようです。
なぜ娘が成人するのを知っているの?
って疑問に思われるかもしれません。
これは噂なのですが
お子様が小さいころに
しまじろうに申し込んだ人
※(ベネッセに登録)していたお家
に掛けているようなのです。
ほら、動物園や遊園地でキャンペーンみたいなテントとテーブルにベネッセコラボ企画みたいな感じで
アンケート撮ったりしてませんでした?
・氏名
・年齢
・電話番号
そいった個人情報がベネッセさんなどの会社はルールに基づいて保管・活用しているのですが・・
外注業者が個人情報のリストを闇業者に売りさばくケースがあったのです。
ベネッセ個人情報流出事件(2014年7月9日)とは
2014年7月9日です。
2014年6月ごろからどういうわけかベネッセの顧客に対し
ベネッセだけに登録した個人情報を使ってダイレクトメールや電話勧誘が急増しました。
ベネッセではない他社からダイレクトメールが届くようになったのです。
そこでベネッセから個人情報が漏洩しているのではないかという問い合わせも急増しました。
結果
概要:企業保管の個人情報の外部流出
犯人:外部委託企業の派遣社員
動機:貧困による金銭目的
対処:ベネッセ取締役2名の辞任
参照・引用
いまでも公式サイトに問い合わせフォームを用意しています。
さらに便乗する悪質業者もいます。
ベネッセ個人情報流出事件の便乗犯とは
流出した個人情報を削除してあげるといって、不正にお金を要求する手口です。
そもそも、そんなことできないし。
仮に事実だとしても、それは業者の手元にあるファイルから削除されるだけで、コピーされた名簿から全てを消すなんてことは無理です。
そもそも、誰の手に渡ったのかすらわからないものを全て消すなんてこと不可能です。
このような便乗犯に対して、国民生活センターも啓蒙と相談を進めています。
迷惑電話・悪徳商法に関する国の対応を見てみましょう。
アンケートと「個人情報保護法」
想像がつくかと思いますが一般的に
民間の企業が行う調査(アンケート)は
調査結果をどのように活用するのか?
これは、マーケティングデータとして利用して
営業活動に利用するのは想像がつくかと思います。
実際アンケート結果の利用方法に、マーケティングかかわる人なら知識があるかもですが
「個人情報保護法」って法律があります。
これはアンケートによって収集した個人情報を目的外に利用してはいけないとする法律です。
まともな企業であればコンプライアンス(法令順守)を厳守するた、
アンケートの目的を明確に相手に伝えねばなりません。
この目的の部分がポイントででして、
ほら、企業のアンケートで裏面にやたら細かくびっしりかかれた書類やホームページ、見たことありません?
あそこにアンケートの目的や回答した個人情報の使用目的を書いていて、正直全部読むなんて至難の業だったりします。
大手企業やそれっぽい会社名を名乗る電話
この手の電話、電力会社を名乗たり、誤解をさせる言い方してくるので一瞬大手企業のサービスアンケートに聞こえ
て回答しようかと思う人も多いです。
でも、これらは基本的に迷惑電話です。
特殊詐欺の手口の一種です。
個人情報や預金額、家族構成や資産状況等を聞き出そうとする怪しい営業の「アポ電」の可能性もあります。
そんな電話は問答無用すぐに切って問題なしです。
電話勧誘販売の特定商取引法とは?
企業が電話をかけて勧誘し商品などの申込みや売買契約の締結を目的とする「電話勧誘販売」を行うときには特定商取引法で定められた以下の規制があります。
勧誘する前に必ず以下の事項を消費者に伝えることになっています。
・担当者(勧誘を行う者)の氏名
・販売しようとする商品(権利、役務)
・契約の締結について勧誘する目的である旨
そして禁止行為として以下の行為があります
・事実と異なる説明をすること
・故意に事実を伝えないこと
・相手を威迫し困惑させること
法律でしっかりと守らています
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