民間の安楽死団体のほう助をうけた女性の記録がNスぺ特集されていました。
「彼女は安楽死を選んだ」NHKスペシャル 6月2日(日)です。
女性が生前向き合った言葉と、支えた姉妹のドキュメントです。
2018年、一人の日本人女性がスイスで安楽死を行ったそうです。
彼女は重い神経難病を患い苦しんでいました。
「自分らしさを保ったまま亡くなりたい」そう願っていました。
患者の死期を積極的に早める安楽死は日本では認められていません。
ですが、安楽死を認めている国があります。
それが、スイスとオランダ。
スイスの自殺ほう助団体とは?
〈主な幇助機関〉
・エグジット (Exit) スイス在住者のみ登録ができ、かかる費用は年会費だけでUSD27(約3千円) 登録者数は7万人いる
・ディグニタス(Dignitas)
外国人も登録することができ、入会金と諸費用を合わせて安楽死には約USD7,000(約70万 円)が必要 世界60ヵ国から5500人が登録している。
費用を考えた場合、登録してスイスに行けばすぐに安楽死できるわけではないそうです。
医師の診断、判断がひつようになります。
旅費、居住費、その他もろもろ必要になります。
200万くらい必要なようです。
もちろん、スイスのお医者様とは英語で会話せねばなりません。
英会話力必須です。
また、簡単に安楽死と言っていますが、実はいくつか種類があります。
安楽死には種類について見てみます。
安楽死の種類
積極的な死の援助(違法)
・医師が致死薬を投与する。
・医師が死期を早める可能性がある強い痛み止めを投与したりす
消極的な死の援助(合法)
・医師が呼吸器や栄養注入を止める
・当事者自らが薬を摂取して亡くなる「自殺ほう助」
スイスのいわゆる安楽死団体とは?
・当事者自らが薬を摂取して亡くなる「自殺ほう助」
です。
ただ、この考え方でいけば日本でも行われている、医師が決める寿命『人工透析の中止』は安楽死と同じですね。
これは事件として取り上げられニュースにもなっています。
最近の例では・・
スイスでは安楽死団体とは?
スイスでは安楽死団体とは呼ばず
・『自殺ほう助団体』
・『死の援助団体』と呼んでいるようです。
スイスでは自殺が認められています。
海外からも希望者を受け入れているのです。
最近で日本人でが出始めています。
この死を選んだ女性と、彼女の選択と向き合い続けた家族の姿は、私たちに何を問いかけるのか見つめた番組でした。
正直、一家だんらんの時間帯にはきつい内容です。
NHKさんも少しは考えてほしいと思います。
が、
そのテーマは、強く意識しないではいられない、生きるとはなんだ!?
もしくは、生きることそのものを見つめる機会になります。
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