『さくらんぼ』って漢字で書くとどう書くの?由来は?毎年さくらんぼがお店に並ぶ季節、8月くらいになると、こどもから質問されたり、テレビでも漢字系のクイズになったりしています。
で、漢字がわかったらなんでこう書くの?とか由来を質問されたり、派生して「バナナ」や「パパイア」「マンゴー」はどう書くの?とかいろいろあります。
こんな場合、大人の余裕でしっかり答えて尊敬の眼差しをもらいたいところです。
で、今回はそんなお子様の質問に回答したことすら忘れてしまう私とあなたのために、備忘録としてまとめておきました。
『さくらんぼ』は漢字で書くとこう書く
・桜ん坊:「さくら」+子ども的なイメージの「坊」
さくらんぼの漢字の由来は?
漢字で、桜桃、桜ん坊と書くさくらんぼですが、桜の木になる実の総称です。
この『さくらんぼう』と呼ぶ名前の由来は?なんでしょうか?
4つほど説があります。
・果実を意味する「ボボ」が転じて「ボウ」となった説
・幼児語に由来する説
・古代、くだもの全般をモモと言ったことから「桜桃(サクラモモ)」が転じた説
などなど。
ちいさなくだものが可愛いので『坊』説が個人的に気に入っています。
続いて、気になるくだもの名前を少しピックアップして見てみましょう。
おそらく、お子さまから尊敬のまなざしと、威厳が高まるかもです。
『バナナ』漢字で書くとこう!
いくつか書き方があります。
※漢字なので中国で使われている表現だそうです。
・甘蕉:みばしょう
・実芭蕉:みばしょう
蕉(ばしょう)とは葉の大きい植物のこと。
なので、
・香りのよい葉の大きい植物
とか、
・あまい、葉の大きい植物
ってイメージですな。
『バナナ』の由来は?
このバナナ語源はとしては
・西アフリカの言葉で「(複数の)指」を意味する「banema」(ばねま)
この2つの説があります。
ま、バナナを見て手をイメージするのは万国共通のようですね。
『パパイア』漢字で書くとこう!
ではパパイヤは漢字でどう書くのか?
ずばり、
・蕃瓜樹:ばんかじゅ
・乳瓜:ちちうり(パパイヤの木を『乳瓜木:チチウリノキ』と呼ぶそうです)
なぜに、『乳』なのか。
それは、木に実っている姿を見るとイメージしやすいです。
こちらです。
どことなく、女子の大きめに膨らんだ乳房っぽい。
少し重みで下に下がっているようです。
しかもいっぱいあるし。
ちなみに、念のためですがパパイヤは間違い。
むしろパパは大好きなはずです。(乳瓜・・)
パパイアが正解です。
『ア』
なわけです。
『パパイア』の由来は?
続いて由来ですが、どうやら
パパイヤの名はカリブ地方での呼び名だそうな。
『マンゴー』漢字で書くとこう!
なんか、いっぱいあります。
・芒果:マンゴー
・菴羅:あんら
・菴摩羅:あんまら
基本的に当て字。
色の具合が檸檬(レモン)に似ていると考えたようです。
で、マンゴー、他のくだものとは少し違う高貴で宗教的な意味があります。
『マンゴー』の由来は?
マンゴーはずばり
ヒンドゥー教:万物を支配する神「プラジャーパティ」の化身
聖なる木に神の化身です。
マンゴージュースは神の化身のジュース。
なんか罰当たりな気がしますが、
神はあらゆることを支配し、
認めているのでしょうか。
おいしく飲みなさいと。
まとめ
さくらんぼの漢字と関連したバナナとパパイア、マンゴーについてまとめてみました。
・さくらんぼ ⇒ 桜桃、桜ん坊
・バナナ ⇒ 甘蕉:みばしょう
・パパイア ⇒ 乳瓜:ちちうり
・マンゴー ⇒ 檬果、芒果
マンゴーが神秘的ですね。
あ、パパイヤマンゴーと来たら、『キウイ』を忘れていました。
・キウイ ⇒ 彌猴桃・鬼木天蓼・支那猿梨
読めない・・ですよね。
読みはこうです。
・彌猴桃:ビコウトウ
・鬼木天蓼:オニマタタビ
・支那猿梨:シナサルナシ
多彩ですな。
そう言えば
「君たちキウイ、パパイアマンゴーだね♪」
って昭和の曲がありましたね。
古っ。
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