(画像引用もと https://ja.findagrave.com/memorial/87197572/allen-laine-greene)
『アレングリーンを偲んで』の 意味を知りたい。
映画「ショーシャンクの空に」のラストのエンドロールで「アレン・グリーンを偲んで」(『IN MEMORY OF ALLEN GREENE』)
って字幕が出てきます。
登場人物で「アレン・グリーン」って誰だっけ?
もしかして見逃したのかな?
って疑問に思う人も多いです。
この「アレン・グリーン」さん実は原作の小説にも出てきません。
いったい誰だか知らん人の名前、なぜ最後の美しい海と空と浜辺のシーンのタイミングで出てくるのか?
とても不思議な感じがしまよね。
しかも、「~を追悼(IN MEMORY OF~)」 って言葉。
この言葉にはどんな意味がこめられているのでしょうか?
今回はショーシャンクの空にのエンドロールに出てくる『アレングリーンを偲んで』についてまとめてみました。
アレングリーンを偲んでの意味は?
映画のラストシーンで登場する「アレングリーンを偲んで」は、
なんと、
監督のダラボン氏が親友を弔うメッセージとして入れたものです。
アレン・グリーンは、ダラボン監督のエージェントにして親友です。
そして、映画「ショーシャンクの空に」の完成直前にエイズの合併症で亡くなっていたのです。
この親友って関係はとても意味深いです。
そうです。
まさにアンディとレッド。
親友が再会するシーン。
ダラボン監督が自らの親友を弔う心情を映像に残したのだと想像すると
感慨深く胸が熱くなるという声もあります。
このラストシーンで出てくる”アレン・グリーンを偲んで”という一文。アレン・グリーンとはダラボン監督のエージェント兼親友で、この映画完成直前にエイズの合併症で命を落としていた。親友が再会するシーンで自らの親友を弔うメッセージを入れたダラボン監督の心情を想像すると目頭が熱くなる。 pic.twitter.com/MSZCJsj7sh
— ISO (@iso_zin_) May 20, 2022
同感です。
アレングリーンとは誰なの?
ダラボン監督の親友でエージェントってことははわかったけど、何した人なの?
つて疑問が出てきます。
彼はダラボン監督の「a literary agent」で出版社との取り引きで著者(ダラボン監督)の代理をするお仕事をしていたことがわかりました。
アレンは著作権代理人(エージェント)でした。
彼は、アカデミー賞に3度ノミネートされたフランク・ダラボンのエージェントであり、個人的な友人でもありました。アレンは素晴らしい人でした。
私たちは12年間とても親しい友人でした。とても親しかったので、お互いをいとこと呼び合っていました。
私が彼に会ったのは19歳の時でした。
私はよく彼のことを思い出します。
彼はとても若くして亡くなりました。彼は映画業界にいました。
ハリウッドで頭角を現し始めたところで亡くなりました。私は俳優でしたが、私たちはいつも、先に成功した方がお互いを助け合うと言い合っていました。
映画「ショーシャンクの空に」は彼に捧げられています。
彼のクレジットは映画の最後にあります。
彼が亡くなった直後に、私は彼のためにエイズキルトを作りました。それは私の悲しみに対処するのに役立ちました。友よ、あなたがいなくて寂しいです。
※改行は私のほうで入れています。ちなみに原文はこちら
原文:Allen was a literary agent. He was 3 time Academy Award nominated director Frank Darabont’s agent and personal friend. Allen was a great Guy. We were very close friends for 12 years. We were so close we called each other cousins. I meet him when I was 19 years old. I think of him often. He passed away so young. He was in the film industry. He was starting to make his mark in Hollywood and then he passed. I was an actor and we always told each other whoever makes it first will help the other. The Film Shawshank Redemption is dedicated to him. The credit for him is at the very end of the movie. I made an AIDS quilt for him shortly after he passed. It helped me deal with my grief. I miss you my friend.
引用:https://ja.findagrave.com/memorial/87197572/allen-laine-greene
彼は映画業界にいました。
ハリウッドで頭角を現し始めたところで亡くなりました。
アレンは俳優でも監督でもありませんが、ハリウッドで活躍を期待されていた知る人ぞ知る素晴らしいエージェントの方だったようですね。
「ランドール・スティーブンス」もう一人の謎の人物
この名前にピンと来た人はかなりのショーシャンクマニア。
この人物、映画の中でも架空の人物です。
ですが、わりと要となる渋い役割があります。
さて、このランドール・スティーブンスなる人物は何者でしょうか。
正解は、そうです
ノートン刑務所長がピンハネしたお金の管理する銀行口座。
これはアンディが架空の人物の名義で作った口座です。
その架空の人物が「ランドール・スティーブンス」です。
アンディが映画のラストで銀行口座からお金を引き出しますが、その時はもちろんランドール・スティーブンスとして銀行に行っています。
そしてその引き出したお金で、アンディは希望(夢)として描いていた、メキシコの美しい浜辺でのホテル開き、レッドと再会するわけですが・・
(引用元 https://chikazo.exblog.jp/iv/detail/?s=5184446&i=200612%2F23%2F87%2Fc0046587_061924.jpg)
「ショーシャンクの空に」は単純に善悪を問うような二元論的な解釈はできない映画ではないのですね。
不条理とは言いませんが
理不尽で道理にかなわない状況下で秘めた希望を胸に生きる。
その姿には私は魂を揺さぶられます。
以上が、「アレングリーンを偲んでの意味は?🎬ショーシャンクの空にのラストは誰?」でした。
こんな話聞いたらもう一度みたいなぁ・・・
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アレングリーンを偲んでの意味は?🎬ショーシャンクの空にのラストは誰?の【まとめ】
「アレングリーンを偲んでの意味は?🎬ショーシャンクの空にのラストは誰?」ついて解説しました。
見たことあるけどそんな意味があったの…?
どんなシーンだったっけ?
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