女子中学生に人気のスーツケースって意外と難しい問題。
ほら、
このスーツケース、ダサいって娘さんに言われませんでしたか?
「え、それ誰が選んだの? お母さん?」
中学2年の娘が、スーツケースを見てぽつりと呟いたひと言。正直、ちょっとショックでした。
耐久性もバッチリ、容量も十分、値段もそこそこ…親としては完璧なチョイスだったはず。
でも、娘の目にはどうやら違って見えたようです。
あ、すみません。
いきなり私情から入ってしまいました(笑)
でも、きっとこの記事を読んでいるあなたも、同じような“モヤモヤ”や“不安”を抱えているんじゃないでしょうか?
「修学旅行に持たせるスーツケース、どんなのがいいんだろう?」
「女の子って、どこでダサい・可愛いを判断してるの?」
「親目線じゃなくて、今どきの中学生女子目線で人気なのって?」
この記事では、そんな疑問や不安を持つお母さんに向けて、
『娘が本気で喜ぶスーツケース選び』のヒントをお届けします。
実際に今人気のあるスーツケース5選も紹介していきますが、単なるランキングではなく、
- どうしてそれが選ばれているのか?
- 中学生女子がこっそり気にしているポイントは何か?
- 親として何に気をつけるべきか?
そんな視点から、娘との会話やリアルなエピソードを交えつつ深掘りたいと思います。
「せっかくなら思い出になるモノを持たせてあげたい」
そんなあなたの気持ちが、娘さんにもちゃんと届くように。
それではまず、
「今どき女子中学生がスーツケースに求める意外なこだわり」から見ていきましょう。
今どき女子中学生がスーツケースに求める“意外なこだわり”とは?
まず最初にお伝えしておきたいのは、「子どもって想像以上に“空気”を読む」ということです。
修学旅行や合宿といった“みんなで同じ場所に行くイベント”では、持ち物一つが会話のきっかけになったり、逆に浮いてしまう原因になったりするからです。
でもここで重要なのは、「じゃあ流行ってるブランドを選べばOKか?」というと、実はそれもちょっと違うんですよね。
なぜなら今どきの中学生女子は、
「いかにも狙いすぎてる」ものにはちょっと冷めた目で見たりします。
私の娘(中学2年)は、こんなことを言っていました:
「○○(某ブランド)のロゴがどーんってあるやつ、ちょっとわざとらしくて恥ずかしいんだよね」
えっ!?と思いましたよ。
だってそのブランド、大人からすれば人気で定番じゃないですか。
でも娘いわく、ちょっと外してるくらいのデザインが今っぽいんだそうです。
つまり、彼女たちが求めているのは:
- ちょっと個性的だけど浮かない
- パステルカラーなど“淡色系”が好ましい
- 表面がツルツルよりマット素材の方が「大人っぽい」
- 持ち手やキャスターの動きがスムーズ(音が静か)
あと面白かったのは「TikTokで見たやつに近い」という基準。
実際、彼女の友達も「動画で誰かが持ってたのと似てる」って言って盛り上がったそうです。
それからカラー選び。
白・ミントグリーン・スモーキーピンクあたりが非常に人気。
黒も一部には人気だけど、どうやら「黒はかっこいいけど男子っぽい」という印象があるらしく…なるほどなと思いました。
あと細かいですが、「ダブルキャスターで音が静か」というのも最近のマスト条件。
学校によっては朝集合して静かな道をガラガラ歩くパターンもあるので、うるさいスーツケースは地味に目立つんですよね。
まとめると、今どきの女子中学生は:
- オシャレすぎず、でも地味すぎずのバランスを重視
- TikTokやSNSで見かけたアイテムに影響される
- 実用性と見た目の両方をちゃんと見てる
あ、そうそう。
「シールを貼ってアレンジできる余白がある」のも、密かに評価ポイントみたいです。
次は、こうした好みに加えて、親として後悔しないためのチェックポイントを見ていきましょう。
スーツケース選び:修学旅行で“後悔しない”ために知っておきたい4つのチェックポイント
「いいやつを買ったはずなのに、なぜか失敗だった気がする…」
そんな声、意外と多いんです。実際、使ってみて初めて気づく“落とし穴”ってあるんですよ。
ここでは、私が娘の修学旅行準備で感じた「やっておいてよかった」ポイントと、「やらなくて失敗した」ポイントを両方お伝えします。
1. 学校指定のサイズ制限に注意
学校から「持ち込みサイズの上限」が指定されているケースがあります。
でも、これって単に『○cm以内』ってだけ書かれてる場合もあって、微妙なサイズの違いがアウトになったりするんです。
→ ポイント:40L前後・3辺合計115cm以内を目安に。
2. キャスター音の静かさは超重要
朝の集合時間、住宅街の中を移動することが多いんですが…これ、うるさいスーツケースだとめっちゃ目立ちます。
→ ダブルキャスター+静音設計のものを選ぶのが◎
3. 荷物量を見積もるときは“お土産”を忘れずに
行きは余裕でも、帰りは「荷物が閉まらない!」がよくあります。
とくに女子は友達や家族にお土産を買いがち。
→ 片面に拡張機能があるタイプがおすすめ。
4. 「友達とかぶる」問題への対策
同じ店で買った子と被ると、本人がめっちゃ気まずそうにします(笑)
→ シールやキーホルダーでアレンジしやすいデザインを。
→ 名前タグやイニシャルタグをつけてあげると◎
以上が、“後悔しない”ために押さえておくべき4つのチェックポイントです。
これらを踏まえた上で、次はいよいよ「女子中学生に人気のスーツケース5選」をご紹介していきます!
これが本当に人気!女子中学生が選ぶ“おしゃれスーツケース”5選【2025年版】
それでは、2025年時点で「中学生女子に人気」と言われているスーツケースを、実際の使用感や人気の背景も交えながらご紹介していきます。あくまで“可愛い”だけでなく、“実用性も兼ね備えたもの”に限定しているのが今回のポイントです。
① CabinZero(キャビンゼロ)Classic 36L
カラー展開が豊富で、「友達と色違いで持てる」とSNSで話題になったモデル。
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見た目はシンプルだけど、あえてのリュック型スーツケースという点で女子ウケ抜群。
軽くて機内持ち込み可能、背負えるので坂道や階段でも安心。
- 重量:0.7kg前後
- 容量:36L
- 価格帯:7,000〜10,000円
- 推しポイント:とにかく軽い!背負える!制服にも合う!
② サムソナイト レッド Curio Spinner 55cm
ちょっと背伸びしたい女子の間で人気。
丸みのあるフォルムとマットな質感が上品で、スモーキーカラーの限定色が人気。
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大人っぽいデザインなので「高校生まで使える」という理由で選ぶ親も多い。
- 重量:2.6kg
- 容量:34L
- 価格帯:16,000〜20,000円
- 推しポイント:上品な見た目と安心のブランド力。
③ リップル スーツケース 42L(Milky Pastel Edition)
最近、Z世代の間でジワジワ来ている“淡色インテリア系”スーツケース。
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内装もパステルで統一されており、開けた瞬間に「かわいい〜!」と声が出るタイプ。
女子会話の話題にもなりやすく、修学旅行向け。
- 重量:3.1kg
- 容量:42L
- 価格帯:9,000〜12,000円
- 推しポイント:内側までかわいい!写真映えする!
④ ジェラートピケ × LEGEND WALKER コラボモデル
まさかの「ジェラピケ」ブランドとコラボしたスーツケース。
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淡いピンクやベージュで統一されたカラーリングに加えて、静音キャスター・軽量設計・伸縮ハンドルと機能性も優秀。
特に“ジェラピケの巾着袋付き”という特典が女子の心をつかんでいる。
- 重量:2.9kg
- 容量:38L
- 価格帯:18,000〜22,000円
- 推しポイント:ブランド力+かわいさ+機能性=無敵
⑤ Amazonベストセラー:シンプル無地ハードケース(ピンク)
最後にご紹介するのは、意外と見落とされがちな「無印系コスパ重視」タイプ。
Amazonで常に上位にランクインしており、レビュー数も多く信頼感あり。
シールやステッカーで自由にアレンジしやすく、個性派女子に人気。
- 重量:3.0kg前後
- 容量:40L
- 価格帯:5,000〜7,000円
- 推しポイント:安くてアレンジ自由!カスタム前提で選ばれてる
ここまでで、見た目の好みと実用性を両立できる5モデルを紹介しました。
つづいて、実際に娘に選ばせたときのエピソードを通じて「どれが最終的に一番よかったのか?」を深掘りしていきます。
【実録】娘に聞いた「これが一番よかった理由」
さて、ここからは私自身のリアルな体験談をお届けします。
娘が中学2年のとき、修学旅行用にスーツケースを買うことになったんですが、最初に私が選ぼうとしたのは、いかにも“親目線”のやつでした。耐久性第一、収納力重視、ブランドは聞いたことあるとこ。そう、「まさに正解っぽいやつ」だったんです。
でも、娘の反応は…あまりにも薄かった。
「うーん、普通すぎるかも。っていうか、それ友達のお母さんも持ってた」
このひと言で、完全に振り出しです(笑)
そこから一緒にネットを見たり、ショッピングモールに行ったり、TikTokで「修学旅行 スーツケース 女子中学生」なんて検索したり。結果、彼女が最終的に選んだのが——
サムソナイト レッド Curio Spinner 55cm でした。
親からすると「ちょっと高いな…」という印象もあったんですが、実際に使ってみてわかったのは、「お金をかけてよかった」という実感でした。
◎キャスターがめちゃくちゃ静かで、集合場所の朝でも気にならない ◎スモーキーピンクの色味が本当に綺麗で、他の子と被らない ◎何より、娘が誇らしげに持って行ったのが嬉しかった
帰ってきて聞いてみたら、友達から「大人っぽい!それどこの?」って聞かれたそうで、ちょっと照れくさそうに「サムソナイトっていう…なんかちゃんとしたやつ」と答えたらしいです。
ちなみに、旅行後もそのスーツケースは「一軍アイテム」として部屋に飾られてます(笑)
この体験から感じたのは、
- 結局、本人の“気分が上がるかどうか”が最重要
- 「持っていくのが楽しみになるか?」を基準にする
- 実用性とオシャレのバランスがとれているものは、やっぱり長く使われる
ということ。
「これなら、次の旅行もコレ持っていく!」と、本人が言ってくれたことで、私としても本当に満足できた買い物になりました。
最後に:失敗しないための“親の役割”とは?
さて、ここまでスーツケース選びについて色々と書いてきましたが、最後に強くお伝えしたいのは、
「親の“選びすぎ”が失敗の原因になることもある」
という点です。
もちろん、お金を出すのは親だし、耐久性や実用性をチェックするのも大事です。でも、だからこそ忘れちゃいけないのが、「持っていくのは娘自身」ということ。
正直、私も最初は“親がコントロールするべき”だと思ってました。 でも一緒に選ぶ過程で、娘の目がキラキラしていくのを見て、考え方がガラッと変わったんです。
「これどうかな?」「あっちの色のほうがいいかな?」
そんなふうに悩みながら一緒に選んだ時間が、今でも思い出に残っています。
つまり、親の役割は——
- 候補を用意して、基準を伝えてあげる
- 最終的な“気に入るかどうか”は娘に任せる
- そしてその選択を全力で応援する
これに尽きると思います。
スーツケースって、ただの荷物入れじゃなくて、旅の気分を上げる“相棒”みたいな存在。
その相棒を、「お母さんが選んでくれた」じゃなくて、 「私が自分で選んだ!」と思えることが、娘にとっては一番の満足ポイントなのかもしれません。
ぜひこの記事が、娘さんの楽しいスーツケース選びのきっかけになれば嬉しいです。
素敵な思い出がたくさん詰まった旅になりますように。
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