シーバとろーりは猫の体に悪い?成分と安全性を徹底調査してみました・
シーバとろーりは猫が好むように作られていますが、

体に悪影響があるのかも?
って気になりますよね。
実際のところ、シーバとろーりに含まれる成分は
猫の健康にどのような影響を与えるのでしょうか?
シーバとろーりの主な成分は、
- 肉類(チキンや魚)
- ビタミン類
- 増粘安定剤
- 調味料
特に増粘安定剤として使用される加工デンプンや増粘多糖類は、
少量なら問題ありませんが、大量摂取すると消化不良を起こすことがあります。
また、シーバとろーりは塩分が高めと言われています。
猫はもともと塩分を多く必要としない動物なので、
毎日大量に与えると腎臓への負担が増す可能性があります。
特に腎臓病を持っている猫やシニア猫には注意が必要です。
一方で、いがいとおもわれるかもしれませんが
シーバとろーりには猫にとって有害な成分(例えばタマネギエキスやチョコレート成分など)は含まれていないため、
適量を守れば大きな健康被害が出ることは考えにくいです。
※じつはこの適量を守るのが大変だったりします💦
そんなシーバとろーりですが、やっぱり食いつきがいいのでかなりの人気です。
その理由を見ていきます。
シーバの「とろーりメルティ」とは?人気の理由と特徴を解説!
シーバの「とろーり」は、猫用のクリーミーなおやつです。
「シーバとろーりメルティ」がちゃんとした商品名ですね。
このとろーりは、スティック状のパウチに入ったペーストタイプのおやつで、
手から直接与えたり、ごはんにトッピングしたりできるのが特徴です。
ま、いわゆる「チュール」の代替品、競合品ですね。
このシーバの「とろーり」が人気の理由はいくつかあります。
まず、なめらかな食感が猫にとって食べやすく、
シニア猫や噛む力が弱い猫でも楽しめる点が大きな魅力です。
また、シーバ独自の香りと味わいが猫の食欲をそそり、
好き嫌いが多い猫でも喜んで食べることが多いと言われています。
さらに、飼い主とのコミュニケーションが取りやすいのもポイント。
手から直接与えることで、猫とのスキンシップを楽しめるため、
愛猫との絆を深める手助けをしてくれるおやつとしても人気です。
ですが、一方で

やっぱり「とろーり」は体に悪いのかな?
という疑問を持つ飼い主も少なくありません。
そこで、成分や添加物について詳しく知りたいこのページにたどり着いたあなたのために、詳しく見ていきます。
シーバとろーりに含まれる添加物は危険?猫の健康への影響
シーバとろーりは、猫が喜んで食べるように工夫されたおやつですが、
「添加物が多いのでは?」と心配する飼い主さんも少なくありません。
ここでは、主な添加物の種類と、それが猫に与える影響について詳しく見ていきます。
① 増粘安定剤(加工デンプン・増粘多糖類)
シーバとろーりの滑らかさを保つために使用される増粘安定剤。
これは食品の粘度を調整し、ペースト状にするためのものです。
基本的には少量なら問題ありませんが、
大量摂取すると消化不良や下痢を引き起こすことがあります。
② 香料・調味料
猫の嗜好性を高めるために香料や調味料が使用されています。
特に「香料」と一口に言っても、具体的な成分は明かされていないことが多く、
不安に感じる飼い主さんもいるでしょう。
基本的には食品安全基準を満たしているため、
大きな健康被害はないと考えられますが、
過剰摂取は避けるのがベストです。
③ 着色料は不使用
シーバとろーりには、人工の着色料は使用されていません。
猫はもともと色の識別が苦手なため、着色料を加える必要がないのです。
これに関しては、飼い主さんも安心できるポイントですね。
④ 保存料(ソルビン酸カリウムなど)
保存料として使われるソルビン酸カリウムは、
食品の腐敗を防ぐ役割があります。
安全性は確立されていますが、猫にとって最適な成分とは言言い切れません。
過剰摂取は腸内環境に悪影響を及ぼす可能性があるため、
与える量には注意しましょう。
シーバとろーりを与えすぎるとどうなる?適量の目安とは
シーバとろーりは猫にとって魅力的なおやつですが、
与えすぎると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
ここでは、適切な与え方や、過剰摂取によるリスクについて解説します。
① 過剰摂取のリスク
・ 肥満の原因になる
→ シーバとろーりにはカロリーが含まれているため、
与えすぎると肥満の原因になります。
特に運動量が少ない室内猫は要注意です。
・ 腎臓への負担が増す
→ シーバとろーりは嗜好性が高いため、塩分がやや多めになっています。
腎臓に負担がかかる可能性があるため、腎臓病の猫やシニア猫には特に気をつけましょう。
・ 偏食になる可能性がある
→ おやつばかり食べると、通常のキャットフードを食べなくなることがあります。
総合栄養食ではないため、主食として与えないことが重要です。
② シーバとろーりの適量は?
・ 毎日ではなく、週に2~3回にするのが理想
・ 主食とバランスを取ることが大切
シーバとろーりを安心して与える方法とおすすめの使い方
シーバとろーりを与える際は、適切な使い方を心がけることで、
愛猫の健康を守りながら楽しむことができます。
① おやつとして適度に取り入れる
シーバとろーりは、あくまでおやつです。
総合栄養食ではないため、普段のごはんをしっかり食べた上で、
少量を楽しむ形がベストです。
② 水分補給のサポートに活用する
ウェットタイプのおやつなので、水分補給の補助としても使えます。
ドライフードだけでは水分不足になりがちな猫にとって、
食べやすい水分補給源として役立ちます。
③ 投薬補助として使う
薬を飲ませるのが苦手な猫には、
シーバとろーりに薬を混ぜることでスムーズに飲ませることができる場合があります。
ただし、苦い薬の場合は食べないこともあるため、獣医師に相談しながら試してみましょう。
『シーバとろーりメルティ』と『とろ~りメルティ自然素材レシピ』の違いは?
「シーバとろーりメルティ」と「シーバとろーりメルティ自然素材」は、
どちらも人気の猫用おやつですが、実は違いがあります。
購入前にどちらが愛猫に適しているのかを知っておくとよいでしょう。
まず、大きな違いは食感と濃厚さです。
「シーバとろーりメルティ」は、いわゆる通常のとろーりでクリーミーで
なめらかな口当たりに作られています。
シニア猫や歯の弱い猫でも食べやすい設計になっており、
よりなめることに特化しているのが特徴です。
また、味のバリエーションにも違いがあります。
通常の「とろーり」はチキンやまぐろなど定番の味が多いですが、
「シーバ® とろ~りメルティ自然素材レシピ」には期間限定フレーバーや特別なブレンドが登場することがあり、バリエーションが豊富です。
ただし、とろーりメルティの方が味が濃く、塩分が若干高めになっている可能性があるため、与えすぎには注意が必要です。
原材料:成分 タンパク質:5.0%以上、脂質:0.2%以上、粗繊維:0.5%以下、灰分:3.0%以下、水分:90.0%以下、エネルギー:8kcal/1本
使用方法:1日2本が目安
原材料・成分:鶏肉、魚類(かつお、サーモン、まぐろエキス等)、ほたてエキス、増粘安定剤(加工でん粉)、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、EDTA-Na、発色剤(亜硝酸Na)
使用方法:1日2本が目安
シーバとろーりは猫にとって安全!?最適な与え方とは!?まとめ
シーバとろーりは、猫の食欲をそそるおいしいおやつですが、
与え方を間違えると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
シーバとろーり自体は安全だが、添加物に注意が必要
塩分がやや多めなので、腎臓の負担にならないよう適量を守る
1日1~2本までを目安に、毎日ではなく週2~3回に抑える
おやつとしての役割を守り、主食の代わりにしない
水分補給や投薬補助としても使えるので上手に活用する
猫にとって大好きなおやつだからこそ、
健康を考えながら上手に取り入れてあげることが大切です。
シーバとろーりを適切に楽しみながら、愛猫の健康を守りましょう!
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